下痢に注意!

食中毒

腸チフス

腸チフス、パラチフスへの感染症は動物には起こらず、人に限って発症します。感染経路としては、患者であったり症状がまだ無い感染者の排泄物によって汚染されている食品、もしくは水を介して、菌が口から体内に入ることにより感染してしまいます。

まれにではありますが、接触による感染も起こることがあります。感染するために必要となる菌の量が他の食中毒、例えばサルモネラで起こる胃腸炎などに比べ、比較的少量でも発病してしまうといわれています。原因となる食品には、カキであるなどの貝類を生で食べた場合や豆腐、もしくはサラダなどがあります。

腸チフスであったりパラチフスというものは、一般のサルモネラ菌による感染症とは区別されていて、それらをチフス性疾患というように総称されます。腸チフスやパラチフスというものは、チフス菌やパラチフスA菌といった名前の菌が網内系マクロファージ内で大量に増殖しいてしまうことに伴う菌血症、もしくは腸管の局所による病変という特徴を持っている疾患です。

チフス菌やパラチフスA 菌などの菌はグラム陰性桿菌という種類の菌で、周毛性べん毛を持っており、非常に高い運動性をもっています。この二つの菌は宿主特異性という特徴があり、人間にのみ感染します。人間の排泄物によって汚染された食物であったり水などが菌を媒介していきます。

腸チフスとの臨床症状とパラチフスの臨床症状はほとんどが同じなのですが、パラチフスは腸チフスと比べて見ても一般的には、症状が軽くなっているとされています。通常十日から十四日の潜伏期があり、その後に発症します。

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