下痢の原因となるものは非常に多岐に渡るということを、前の項にてお伝えしてきました。ですので、下痢をその原因によって分けた場合は、非常に多くの分類がなされますが、症状から分類すると下痢は急性の下痢というものと、慢性の下痢という二つに大まかに分けることができます。
下痢の発症から数えてだいたい二週間以内のものであれば、急性の下痢という事で扱われます。急性の下痢の原因としてはウイルス性の下痢であるという可能性が非常に高いといえます。また、そのほとんどの場合は、放置していても自然に治癒していくという特徴もあります。
そして発症から数えて四週間以上は経過したものを慢性の下痢という事で扱う事が多いです。
また、この慢性の下痢というものには大腸癌であったり、クローン病や潰瘍性大腸炎といったような炎症性の腸疾患が、もしくは甲状腺機能亢進症や、慢性膵炎もしくは、糖尿病などといった重要な疾患が原因となっている場合がありますが、だいたいの場合はそのような重い物ではなく、比較的良好な以下に挙げるような疾患である場合が多いでしょう。
過敏性腸症候群などといったものに代表される体質によるもの、ヘリコバクター・ピロリ菌による感染から引き起こされた消化不良、不安障害といったものによる心身症や、神経性から引き起こされる消化不良、もしくは便意をずっと我慢し続ける事によって引き起こされる大腸の活動異常、または摂取している医薬品による副作用である場合などです。もちろんですが、少しでも下痢の症状が続くのであれば医師の診察を受けましょう。
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