下痢に注意!

下痢の基礎知識

下痢のメカニズム

下痢(げり)が起こるメカニズムの説明をしたいと思います。まず、下痢というのは便に含まれる水分が通常よりも増えてしまった状態で、液状の便、もしくはそれに非常に近い状態の便を下痢便といい、通常の便よりも少し水分が多く軟らかい状態の便を軟便といいます。下痢便や軟便を何度も何度も繰り返してしまい、腹部への不快感であったり腹痛を伴うような状態のことを下痢、または下痢症といいます。

腸では通常ぜん動運動により、腸に入ってきた内容物を少しずつ肛門側に送っていきます。この内容物が腸の中を通過していく際に、内容物の中に含まれている水分を腸壁が吸収することで、適度な水分を含んだ便となっていきます。

しかし、この時何らかの原因によって、腸のぜん動運動が通常よりも活発になってしまった時や、もしくは水分量を調節するための機能が障害を起こしてしまった時に便の中に含まれている水分が多くなってしまい、下痢便になってしまったり、軟便になってしまったりします。

下痢の発生原因には大きく三つのパターンに分けることができます。まずは過剰に腸がぜん動運動を起こすことによる下痢です。腸内を通過する内容物が早く通過してしまうために、腸壁での水分吸収が追いつかず、十分に行われないというのが原因です。もうひとつは、腸が水分吸収をする力が低下したことによる下痢です。

腸内の内容物から体内へ水分を吸収する力が不十分であった場合は便に水分が過剰になってしまい下痢を起こします。そして、もうひとつは腸が水分を分泌する力の増進による下痢です。

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